腎虚とは・・・
Many symptoms by decline  of a kidney coming from aging

 

   「腎虚」とは中医学でいえば、腎機能の衰えをいいます。

 

   腎機能が衰えると、精力減退、体力の衰え、足腰の痛みが、目立つようになります。

 

   「腎虚」になると、肝、脾、心、肺の各臓器に大きく影響を与えます。

 

   「腎虚」とは現代流にいえば、脳下垂体や副腎を含んだ、泌尿生殖器の障害と言えます。

 

 

『腎虚』になると

 

@インポテンツ・不妊(生殖機能の衰え)

A老化・発育不良

B多尿・頻尿・失禁・口渇(水分代謝の調節不良)

C疲れやすい・無気力(生命力、精力の貯蔵不足)

D白髪・抜け毛・皮膚がカサカサして乾く

E耳鳴り・難聴

F骨が折れやすい・歯がぐらつく・虫歯が多い

G健忘・注意力散漫・ノイローゼ(骨髄、脳)

H呼吸困難・ぜんそく・気管支炎(気を納める)

I足腰の痛み・足腰の衰弱(腰は腎の器)

 

 

 

 

【無断転載を禁じます】

 

 

 


先天の気とは

 

「腎」とは「先天の気」の宿る場所と言われている。

その「先天の気」は蝋燭の炎のようにとろとろと燃えていて、その炎の強さや蝋燭の太さや長さは皆個人差があります。

あまりにもかすかな炎の人には炎を少し強めてあげる漢方を使い、あまりにも炎の強い人には少し抑える漢方を使います。

炎が消えたところが寿命です。