小児の発疹（皮膚や粘膜のブツブツ、ボツボツ）の見分け方

発疹	発熱◎	かゆみ◎	主な症状
薬疹	◎orない	◎	薬を飲んだ後に発疹が出てきた
蕁麻疹	◎orない	◎	もり上がったリング状の輪っかがたくさんでてきた、唇や顔がはれぼったくなった、息苦しく声がかれてきた
川崎病	◎	ない	機嫌が悪く、口が赤く、唇も赤く、舌にイチゴのようなぶつぶつがある
紫斑病	◎orない	ない	暗い紫色のてんてんが、足のひざから下に出ている、鼻出血や、関節を痛がる
とびひ	ない	◎	皮膚のブツブツに、膿（うみ）や汁（しる）がある
水ぼうそう（水痘）	◎orない	◎	全身に赤い小さな水ぶくれがポチポチと出てくる、おおよそ1週間ぐらいかかります
溶連菌感染症	◎	◎	皮膚に小さな赤いブツブツいっぱい出ており、のどや扁桃腺は真っ赤になって、点状の粘膜下出血を起こし、舌にイチゴのようなぶつぶつがある。何度でもかかる可能性がある
リンゴ病（伝染性紅斑）	◎	◎orない	うつってから2週間ぐらいして治ってから、リンゴのような赤いほっぺたになった、手足にも同じ発疹が出ることが多い、
はしか（麻疹）	◎	ない	発熱4日目ごろから、皮膚のブツブツがではじめ、目やに、せきがひどく、元気がない、発疹が出る1〜2日前から口の中に白い線状のもの（コプリック斑）がでる、生後6ヶ月以内は麻疹にかかることはほとんど無い
突発性発疹	◎	ない	3〜4日高熱が続き、熱が下がると同時に全身に発疹が出る、発疹は2〜3日で消失する
風疹	◎orない		胸や顔から始まって少しずつひろがり、４〜５日でひいていきます、耳の後ろや首のところのリンパ腺が腫れるのが特徴、潜伏期は2週間ぐらいです
水イボ（伝染性軟属腫）	ない	ない	小さい水疱をもった良性のイボ、6〜24ヶ月ぐらいで自然に治ることがほとんど、アトピーの子供になりやすい
おたふくかぜ（流行性耳下腺炎症）	◎	ない	発熱とほぼ同時に耳の下側が腫れてきてだんだん腫れがひどくなり、痛みも増していきます、60〜70%は両側が腫れます、耳下腺も顎下線も腫れます、潜伏期は3週間ぐらいです
ヘルパンギーナ	◎	ない	発熱と同時か1日遅れで、のどの奥のほう（のどちんこの両側あたり）に、赤くブツブツ出来る、夏風邪の一種で、5〜8月ぐらいに流行する、潜伏期はおよそ2〜7日です
プール熱（咽頭結膜熱）	◎	◎orない	高熱が出て咽と、目が赤く痛みを伴います、目やにがかなり出ます、主に7〜9月に流行し、潜伏期は3〜７日です
手足口病	◎orない	ない	手足の水疱と口内炎ができる夏風邪の一種、5〜8月ぐらいに流行、潜伏期間は３〜７日

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