ダイエットニュース


                    中鎖脂肪酸                 2005.522

油はとりすぎると肥満の原因になり、生活習慣病を引き起こすと言われている。

そこで「体に脂肪がつきにくい」「コレステロールを下げる」油など特定保健用食品に認定された新しい油が注目されている。
●中鎖脂肪酸について

○ 短鎖脂肪酸 = 酢酸(お酢)炭素が2個
○ 中鎖脂肪酸 = 炭素が8個または10個
○ 長鎖脂肪酸 = 普通の油 炭素が12個以上

*長鎖脂肪酸は吸収されにくい上に、やっと吸収されたあとは、
リンパ管や静脈を通って脂肪組織や筋肉、肝臓に運ばれて
必要に応じて分解されエネルギーとなる。
必要がなければ蓄積される。

* 中鎖脂肪酸は炭素が短いために水と混ざりやすい
* 胃で分解され、直接肝臓に入り、そこでエネルギーとなって燃える。
そのために体脂肪になりにくい。

しかも、摂取した中鎖脂肪酸が燃えた後も、
もっと燃やせと、なかなか落ちない体脂肪まで燃やしてくれる。

・脂質は1グラム9キロカロリー。
・脂質は、糖質や炭水化物の2倍以上のカロリー。

●脂質の適量は?

食材自体にも含まれるいわゆる「隠れ油」も含めて 1日の脂質量は60グラムが適量 

・自分の脂質量を知る。
・2、3日単位で考える。

(注意)
高齢者は、油不足の傾向あり。必要な脂肪量をとらないと、成長障害、脳出血などの病気を引き起こす。

 

 

                 心筋梗塞予防 ウエストに注目        2005.5.21

 

  

 

要注意サイズ

男性85a

女性90a

 

心筋梗塞の予防はウエストサイズの測定から−。

内臓脂肪のたまり具合を判断する診断基準を、日本動脈硬化学会や日本糖尿病学会など8学会がまとめた。

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)診断基準

ウエストサイズ男性85a以上、女性90a以上で下記の3項目のうち2項目以上に当てはまるとメタボリックシドロームとした。

@中性脂肪150mg以上またはHDLコレステロール40mg未満

A最大血圧130以上または最小血圧85以上

B空腹時血糖値110mg以上

 

内臓脂肪がたまると血糖や血圧、中性脂肪などが正常より高めになる。

糖尿病や高血圧と診断されるほどではなくても、複数重なると動脈硬化が進行して、心筋梗塞につながることがわかりメタボリックシドロームと呼ばれるようになった。

 

朝日新聞より